モニタ機器

小型軽量・薄さを追求。リアルタイムで信用できるデータを継続的に伝送。
モニタ機器は、心電図・心拍数・血圧・体温などの生体情報をリアルタイムに、かつ継続的に測定・記録し、患者の容体を把握するために重要な医療機器です。
昨今ではポータブルモニタの増加・普及に伴い、小型軽量化と操作性を求められます。
LEMOのプッシュプルコネクタは精密切削技術を用いたコンタクトピンを高精度に加工し、且つ絶縁特性が高いPEEK材を使ったインシュレータを10μmオーダーの精度で成形することで、コンパクトで高密度な多極化を実現しております。
嵌合精度は極めて高く、簡単に挿入が出来て確実にロックされ、リリース時も真っ直ぐ引き抜くだけのプッシュプル機構を有します。
ロック完了時には内部のラッチが“カチッ”という感触を与え、作業者に確実なロックを手の感触として与えることが出来ます。
- ポータブルに最適な薄型のデザイン
- 小型軽量の樹脂ボディ
- プッシュプルシステムによる簡単確実な着脱操作
- 複数カラーコード、ガイドキーによる誤嵌合防止
【採用実績コネクタ】
Rシリーズ
:薄型直方体デザイン、多極10~67極可能、複合コンタクト可能(同軸・流体・高電圧など)
Pシリーズ
:軽量かつリーズナブルな小型プッシュプル、高温・滅菌処理に耐えうるオートクレーブ対応、複合コンタクト可能
SPシリーズ
:医療・機械装置の使い勝手を向上させるため持ちやすい人間工学的なグリップを採用、滅菌処理と耐薬品性に耐えうるオートクレーブ対応(500回)
詳しくは下部LEMO Libraryの資料をご覧ください。(ダウンロードが可能です)
Best Solution:ご採用事例
軽量・コンパクト・薄さを追求。

小型無線生体モニター:インタークロス株式会社 様
マイクロDAQターミナル intercross-413 /画像左
【特長】ポケットサイズの超小型。コネクター交換により脳波・心電・筋電など、多様な項目が同時計測可能。
ミニチュアDAQターミナル intercross-415 /画像右
【特長】脳波・心電図・筋電から、加速度・ジャイロ・温度・気圧が同時計測可能。電極間抵抗機能で、より正確に計測が可能。
コネクタ:直方体プッシュプル プラスチックコネクタRシリーズ
スペック:薄さを追求した高密度設計、異なるコンタクトの組合せが可能
採用理由:
薄型・高密度な配線が可能。身に着けて計測する際に装置の重み等による不快感が軽減。
多くの医療現場で使用されるLEMOコネクタを採用することで製品全体の信頼性を高められた。(特に海外向けユーザー)